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「元も子もない」の意味と利子の語源の新解釈!

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今日、とあるマンガ見てたら「元も子もない」って言葉が出てきたんですよ。

まぁ何の変哲もない慣用句なのですが、そういえば「元も子もない」の成り立ちがお金に関係してたよな、ブログの記事になるかも!と思い、書いてみました。

昨日、「利子」と「利息」の違いなんて記事を書いたもんだから、余計にきになったんですね

ということで、今回は「元も子もない」っていう意味と、「利息」の語源、「利子」の語源の新解釈を書いてみようと思います。

「元も子もない」の意味

まずは、「元も子もない」の意味です。

簡単に言うと「元本も利子もなくなる」ところから「何もかもなくなる」「無駄になる」という意味です。類義語には「台無し」なんてのもありますね。

特に、「うまい儲け話」だと思って欲をかいてお金をつぎ込んだけど利益どころかつぎ込んだお金もなくなるっといった「欲をかいて損をする」ていう意味も含まれています。

だから、「元も子もなくなった・・・」というような過去形ではなく「そんなことしてると元も子もなくなるよ」という忠告で使われることが多い気がします。

元々、金融用語の「元本」と「利子」から生まれたので、お金についての忠告にも使われますが、

「風邪が治ったからっていって無理したら元も子もなくなるよ」といった健康面についてだったり、

「夜遅くまでテスト勉強したからといって、寝坊して遅刻したら元も子もないよ」といった、頑張り過ぎをいさめるような使い方もあるようですね。

どちらにしても相手を心配して発することが多いように感じます。

元本も利子も無くす=借金返済?

さて、昨日、金利と利子と利息の違いについてお話ししました。

www.a39.jp

昨日の記事では、利子は元本に対して借りた方が払う対価、利息は貸した方が受け取る対価だと書きました。

てことは・・・

利子は借りた方(借金した人)が払うお金なので、「元も子もない」の「子」が利子の「子」だとすると、元本も利子も返済し終わった!って意味でちょっと嬉しいかも。わーい!(^O^)

うん。多重債務者の末期の思考ですね。(^_^;

結局、利子も利息も同じ意味?

さて、「元も子もない」とは言いますが「元も息(いき)もない」って言わないですよね。

ていうか、こう読むと「元から息がなかった、やっぱり死んでた」みたいに間違えかねません。そういう間違いを無くそうと、「利子」の「子」を採用したのだと思います。(妄想)

そもそも、「利息」という語源自体が男尊女卑なわけです。

男女平等がうたわれて久しい今日この頃。やっぱり「利子」と「利息」は同じ意味にした方が良いということなのでしょう。

「利息」の語源

中国の前漢時代に活躍した司馬遷が書いたとされる「史記」という書物(歴史の授業で習いましたね)の中に「息は利の如し」という言葉が出てくるのですが、どうもこれが「利息」の語源のようです。

「息は利の如し」とは「子供は女子よりも男子(息子)の方が利益になる」という意味だそうで、超がつくほど男尊女卑の世界観ですね。

なお、「利子」の語源は調べたのですが出てきませんでした・・・

新解釈!「利子」の語源

ちなみに、中国語では「利子」も「利息」も、「利息」のようです。しかも中国の「利息」は「りーしー」(Lixi)と読むらしい。どっちやねん!

と、つっこんでみましたが・・・

う~ん。ひょっとしたら、中国語読みの「りーしー」って言葉が「利子」の語源かも知れませんね(^^;)

なお、日本でも室町時代にはすでに「利息」も「利子」もあったようで、この頃から金貸し業なんかもあったんでしょうかねぇ。

どちらにしても、ややこしいので日本語も「利子」か「利息」か統一したらいいのにって思いました。

まぁ日本で統一するとなると、おそらく男女平等の観点から「利子」になるんでしょうけどね。

まとめ

さて、マンガで見た「元も子もない」から話を広げてみましたが、予想通り、とっちらかったままでしたね。

まぁ「利子」と「利息」の違いの記事を書いた次の日に「元も子もない」って言葉を見たから見切り発車で書いたので、こうなることも目に見えていましたが(笑)

それでも「利子」の語源は中国語の「利息」の読みから来ている!ってな新解釈(?)は、我ながら意外とあってるかも知れないなって思ったりしています。

「利子」の語源、間違えてたらら教えてくださいね。

と、利子の語源の新解釈!なんて書いといて、最後は他人頼み。

これじゃぁ、元も子もない。

追伸

はい。最後の1文を書きたいがために記事にしました。(^_^;